お尻から足の後ろ側にかけてあらわれる痛みやしびれ、麻痺などの症状のことを「坐骨神経痛」と言います。
坐骨神経痛とは、病名ではなく症状を表す言葉です。腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などの 何らかの原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けることで生じる痛みやしびれなどの症状を総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。
坐骨神経痛は、多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、お尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれ、時には麻痺や痛みによる歩行障害を伴うこともあります。
若い年齢層には「腰椎椎間板ヘルニア」と「梨状筋症候群」などから原因することが多く、高齢になるとほとんどが「腰部脊柱管狭窄症」、「腰椎椎間板ヘルニア」を原因として発症します。
「脊柱管狭窄症」、「ヘルニア」とも腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって坐骨神経が圧迫され、下半身に痛みやしびれを引き起こします。
坐骨神経は人の身体で1番太い神経で、太ももの後ろ側とふくらはぎ、すねの筋肉を支配している神経です。坐骨神経に何らかの障害が起こると、お尻や太もも、足にかけて、鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状が現れます。
代表的な場所は、お尻、太ももの裏、すね、ふくらはぎで、一部分だけに強く感じることもあれば、足全体に強く感じる場合もあります。 神経痛は陽気などにも左右されやすく、冬のように寒く冷える季節や梅雨など気圧や湿度の変化が著しい時などには特に症状が強く出やすいです。症状に波があることも特徴の1つです。
坐骨神経痛を放っておくと次のようなことになりかねません。
このようなことになる前に、まずは安心堂での早期治療をおすすめします。
一般的には、病院や接骨院・整骨院では電気治療や温熱治療、その他牽引器での治療などが挙げられます。 これらは対症療法で患部に直接アプローチをする治療になります。
安心堂では以下の流れで患者様に接しております。
はじめに、治療方針を決めるために、お体の状態を詳しくお伺いいたします。できるだけ詳しく教えていただくと治療方針も決めやすくなります。 | 体をどこまで動かせば痛むのか、痺れが出るのか、想定される症状は何なのかを検査で調べます。 | お体の状態を骨の模型を使って、体の内部がどのようになっているのかをわかりやすく、納得いくまでご説明いたします。 | 問診・検査を経て、最適な治療を提供いたします。 原因に対して治療をする根本治療を行います。 | 治療終了後に治療の効果が継続的に続くように、簡単な筋力トレーニングを行います。また生活でのアドバイスも致します。 |